風邪引いたら中本でしょ

 

最近、仏教のお坊さんと会話する機会があったのですが、あらためて考えれば考えるほど、自分って特に悩みがないんだな、って思いました。それでも、死んじゃったらどうしよう、と考える夜はたまにあって、お坊さん曰く「死について考えるのは執着」とのことだったんですが、そんなことを言ったら執着なしには資本主義すらも成り立つわけがなく、それならば現実的に執着ありきでよい人生にしたい気がして。

私は最近、再就職に成功したのですが、会社員になると年1で健康診断とか受けたりするわけです。で、健康診断を受けるからには色々と考えることもあるわけです。糖尿病とか怖いじゃないですか。で、糖尿病におびえるのも執着であると言われれば、いやそんなこと言ったって糖尿病は怖いじゃん…としか私は言えないわけです。怖いじゃん。お坊さんごめんね。

 

おそらく、当ブログをご覧になっている方の大半がTwitter(@Elipomice)経由だと思うのですが、日常や仕事のことをツイートしたりブログに投稿したりすると、なかなか書くことがなくなってきて、それはそれで困ったものですね。

たとえば日常、私の今日あったことについて書こうとすると、客観的事実だけでも

「遅めの時間に起きて、仕事の合間に知人から借りた5000円を返済した。あまりやってはいけないことだと思いながら、お金に余裕がなかったので、昼食をコンビニのカップ麺に置き換えたところ300円足らずで済ますことができ、よくない学習をしてしまった気がする」

などとなり、いかにも面白くないものになってしまいます。これは単純に、大半の人の平凡な日常はそんなに面白おかしいことに満ちているわけではなく、つまらないことを書いて面白く読ませる文章力のある人も稀である、というだけのことで、それ以上特に考えることはありません。

また、仕事のことを書くにしても、たとえば、看護師をやっておられる方が仕事について書いたとしても、世の中にはたくさんの医療施設があり、そう個人を特定できそうなものには思えないのですが、私の場合は本職がものすごくニッチな業界でして、登場人物をイニシャルまで明かすと、確実に見る人が見ればわかってしまう世界ですので、これは書くことができません。

 

たとえば、「恋人とのやり取り」「上司とのやり取り」などという場面は、人類史上けっこうたくさんありそうな気がします。人が言葉を獲得すれば、パートナーと何を話すか、という問題は当然発生するでしょうし、聖徳太子だって推古天皇に「この趣味の話題って触れていいやつだっけ?」などと考えたりすることもあったことでしょう。けれど、その気になればSNSでお金をかけずにインターネット回線とスマホと指一本で誰でも全宇宙に意見を発信できる時代、というのはここ数十年の話でありますから、SNSでどうする、というのはまだまだ人類史の集積知が追い付いていない事柄なんでしょうね。ここで、殊更に人類史の奥行きについて考えたいわけでもありませんが、我々ってけっこう未知なコミュニケーションを手探り手探りで日常的にやってるもんなんだよね、大変なのかもね。という雑な感想があります。

 

というのは全部「ブログに書くことがないぜ!」という話で、いくら書いたって仕方のないことなのですが、これをお読みになっている皆さんにも、こうやって、何もない日常から生まれる、いつ書いてもいい内容でも、ブログを書いてほしいな、というのが私の希望です。これを読んでる人がTwitter経由であるという前提でものを喋るのにはいくらか抵抗があるのですが、フォロワーさんがブログを書いてリンクを上げれば、少なくとも私はそれを読んでます。「こういうツイートをする人が、140文字以上では、このような文章を書いて、それはどういう人なんだろう?(会ったことがあればなお面白い)」と、非常に関心深いものなのです。

というわけで、皆さんもブログを書きましょう。フォロワー365人が年1でブログを更新すれば毎日読めるじゃん、という計算を私はやってます。積極的にチャットGPTから職を奪っていきましょう。

 

本当に書くことがないので、はてなブログからのお題「体調が悪い時にしてることある?🤒」に素直に回答します。

私の場合は「セブンイレブンのミネストローネとか、果物の入ったヨーグルトとか、とにかく健康に良さげな雰囲気のものを口にして、悲惨なときはUberで中本の北極やさいを注文して、とにかく家で横になってYouTubeなどを見まくる」

です。はてなさんもブログサービスを謳ってるんだから、せめてもうちょい内容のある回答を期待できそうなお題を提示しろや。

こんなのに回答せんでいいから皆さんとにかくブログを書きましょう。だって、ネトストしてる女の子がブログ書いてたらマジ歓喜案件っしょ?で、別に私だってネトストされてない(多分)し、女の子でもないですが、自分が書いたことで誰かが何かを考えれば、確実に世の中に影響を及ぼしてるわけです。

それが生きてるってことですからね。